2016/04/21

布施知子さんの展示がはじまります

「カプセル」8個を「頂点ジョイント」でつないだもの
デザイン:布施知子さん
「みんなで楽しむ多面体おりがみ」より

息子(11歳)が折りました






4月22日から長野の安曇野市豊科近代美術館
布施知子さんの展示が始まるそうです。

(展示の準備のようすがakoさんのブログで紹介されています)


私が初めて知った折り紙作家さんの名前が

「布施知子」さんでした。


きっかけは、折り紙とは関係のない本。







10年以上前、子どもが赤ちゃんの頃に買ったこの本、
おもちゃデザイナー、相沢康夫氏のエッセイマンガです。



相沢氏は、neaf社(百町森のneaf 紹介ページ)などの
ヨーロッパの積み木メーカーで
デザインが採用されているほどのすごい方。


その相沢氏が、おもちゃ展示会視察のために
ドイツを訪れた際のエピソード。

あこがれのデザイナーであるピーター•クラーセン氏と
初めて対面、という場面。


相沢氏がお土産に、と日本から作って持参したのが、
布施知子さんの折り紙作品。


布施さんの作品とは知らずに
その折り紙作品を受け取ったクラーセン氏が、

「私も日本の折り紙作家を知ってるよ、確か トモコ フセ •••」

とうオチだったのでした。


こうして私は、
海外の著名なデザイナーにも認知されているほどの折り紙作家

「フセ トモコ」

という存在を知ったのです。



確かに、布施知子さんのデザインは
ヨーロッパの積み木にも通じる美しさがありますね。



行きたいなあ、長野。





ネフスピール
デザイン:クルト•ネフ
※百町森サイトより画像お借りしました











余談ですが



昨年参加した相沢康夫氏の
積み木ショー&おもちゃトークイベントでのこと。


「球(キュー)」好き、な相沢氏が
特注した木製の球や面白い転がり方をする球など、
様々な球を紹介していました。

ショーの最後に
「平面の四角い紙からキューができるんです!」
とうやうやしく長細い箱から出した棒状ものを


皆の前で一瞬で「球」に!!


「おおっ」
観客みんなどよめきました。





そう、ご存知の方はピンときたでしょう?

















Yuri&Katrin Shumakovさんの
マジックボールです!

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