2018/10/05

「中割り折り」がわかりません!折り図の質問にお答えします

インスタで「折り図や折り図記号」についての質問を受付てみました。


そこでいただいた質問がこの二つ。




「山折り、谷折りがわかりません」


「中割り折りがむずかしい」




山折り、谷折りに関しては以前アメブロの記事で解説しましたので


こちらをご覧ください。




今回はもうひとつの「中割り折り」について説明したいと思います。






「折り鶴」折ったことありますか?




あの鶴の頭の部分の折り方が「中割り折り」です!




真ん中をぎゅっと中に押し込んで折る、あれです。



鶴の頭は細いので「ぎゅっと中に押し込んで」がやりやすいんですが


こういう形だとどうすればいいの?


これ、鶴の頭みたいに一発で中割り折りはできないですよねー



説明には「点線で中割り折り」とあって

次の図で





こうなってたりするわけです。

(図によってはもう少し詳しいプロセスがある場合も)


この場合、図では山折り(向こう側へ折る)になっているところを

まず谷折りして折りすじを付けます。


しっかり折りすじをつける


次に折ったところを開いて

谷折り→山折り に折りかえます


手前の谷折り(へこんでいる方)を山折りにする

真ん中の山折りをへこませて谷折りに折りかえます





中割り折りができました!





このように図にはない折りやすいプロセスがあったりするわけです。



同じように、図では「山折り」になっていても

一度「谷折り」してから付いた折りすじで

改めて山折りするほうがきれいにできる場合があります。



折り図ではこうなってるけどこうした方がきれいで簡単にできるかな、

と工夫しながら折るのも折り紙のひとつの楽しみかも?


でも慣れないうちはそこで「折り図は難しい」

と挫折してしまうのかな。。






YouTubeでこんなアンケートをとってみました。


コメントによると

「折り紙の本はあまり見ない」という方からは



「本はわかりにくい」

「動画の方がわかりやすい」

「本だと必ずといっていいほど途中で迷ってしまう」


というご意見をいただきました。



なるほど、やはりわかりにくかった経験があると本を敬遠してしまうようです。







それにしても

思ったより折り図に関しての質問は少なかったです。


カミキィのフォロワーさんはやはりふだん動画を見て折る方が多いのかな?



折り紙の本を買ったり図書館で借りたりする方は

すでに折り図を理解している方が多いのかもしれませんし。




でも折り紙の本には

動画では公開されていない

いろいろな作家さんのすばらしい作品やかわいい作品がたくさんあります。


いつもは動画メイン、という方も

折り紙の本をのぞいてみると「作ってみたい!」というような

すてきな作品に出会えるかもしれません。









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